慢性ストレスとインスリン
ストレス状態が長く続くと、それに対し戦う為のエネルギーが必要になるので、血糖値は上がります。
上がった血糖値を下げる為にインスリンが分泌されます。
これが長く続けば続くほど、インスリンを分泌する膵臓は疲弊します。
一方で、ストレスが掛かると身体は戦闘モードになるので、交感神経優位となります。
交感神経はノルアドレナリン分泌促し、そのノルアドレナリンが膵臓の働きを抑制させます。
すると、インスリン分泌は低下します。
要は、矛盾が生じます・・・
膵臓の疲弊によりインスリン分泌が減って来ると、血糖値は上がります。
ストレスでも上がります。
こうして糖尿病になる危険性も秘めています。
加えて、こうしたサイクルが膵臓の機能を狂わせ、細胞がどう活動して良いのか?分らなくなり変化します。
これが膵臓癌の発生です。。。
膵臓癌と聞けば、真っ先に思うのが「相当なストレスが長く続いてたんだろう・・・」って事。
ストレスはこう言う形で現れます。
長く不平不満、イライラ、悔しい、嫌悪、憎悪・・・そんな事を引きずらない。
考えない。
これはとても大事な事です。
一瞬は思ってもイイでしょう。
しかし、長くダラダラと考え続ける事は、こうした病気を生みます。
