寝違い
頸部痛を訴えやって来た方は、既に病院へ行って来たと言う。
「特に診断名もなく、電気治療をされ湿布を出されただけで通院指導とかもありませんでした。」
回旋痛が辛い様なので、とりあえず気になる筋肉を緩めてみた。
しかし、変化が無いので、斜角筋を触ってみた。
痛がる。
ノッカーで様子を見る。
回旋痛が軽減!!
なので、斜角筋をターゲットに施術を開始!!
《斜角筋》
この筋肉は、頸部運動の他、呼吸筋でもある。
故に、首の動きが無くとも疼痛が来る。
それは呼吸により動くからである。
また、前・中斜角筋の間隙を腕神経が通る為、腕神経に痛みが及ぶ。
問題は、腕の痛みと言うより、腕の緊張が更に腕神経の出口を引っ張る事で頸部痛が増すところ。
斜角筋をある程度、緩め切ると、回旋痛は激減されていた🙌
座位にすると、上部胸椎の大きな変位がある。
上部胸椎の変位は、頸椎の動きにモロに影響を及ぼす(頸部の動きはT7辺りの骨の動きも関与するし、頸部筋の大半は胸椎に付着する為)
上部胸椎をアジャストし、本日は終了。
この時期の寝違いは、急にエアコン・扇風機を使い始めた事による頸部筋の冷えや、ゴールデンウイーク明けから祝日が無い事による精神的疲労や急激な気温上昇・湿度の高さに起因する(浮腫み)。
寝違った状態はかなりのストレス。
けやき整骨院に相談して下さい!!