変形性股関節症

変形性股関節症

 

先天性と後天性があります。

 

クライアントは”先天性”

つまり、生まれつき。

 

症状はかなり悪く、下肢長差は3cm以上。

つまり、”びっこ”を引いて歩く歩き方。

 

大腿骨頚体角は90°となり、既に手術を薦められているが、年齢的に『嫌だ』と。

 

整体で何とか出来ないか?と紹介され来院。

 

そもそも、頚体角の変形は人間の力で元に戻せない。

何故か?

重力がかかるから。

人間の手で調整する時間と、重力にさらされる時間の長さを考えると、圧倒的に少ないから。

 

なので、頚体角を何とかしよう。では無く、痛みを何とかしようにフォーカスする。

 

そもそも下肢長差がここまで来ると、骨盤の捻じれも相当なモノ・・・

左短下肢、右長下肢は、腸腰筋の長さを変え、それに付随して、大腿直筋、大腿筋膜張筋、腰方形筋、殿筋群、脊柱起立筋、広背筋、ハムストリングス、内転筋群の位置を変える。

また、股関節を取り巻く筋群や関節包、皮膚、鼡径部を通過する神経や血管も捻じれる。

この捻じれが捻じれに捻じれて痛みを発生させるとしたら??

 

答えは簡単。

捻じれを取るだけ!!

 

なので、絞りに絞られた身体を『荒療法でいきます!』と、かなり強引な治療を行う。

ご本人は、そんな体勢を取ったことがないので、かなり不安・・・

当然、僕も痛みを訴えるのに強引に!って事はしない。

顔の表示や言葉で確認しながら無理な体勢に持っていく。

 

術後、歩いてもらう。

”びっこ”を引いて歩いている様には見えない。

 

『あ~!楽です!!腰も痛くないし』

 

自宅でのトレーニング方法を教え、本日は終了。

 

股関節や膝関節の痛みを訴える人や既に手術された方に言いたいのは、根本的に股関節も膝関節もそれらが悪いのではありません。

悪いのは”○し”です!

 

ここを無視してマッサージや電気治療、手術をしても再発します!

絶対にします!!

”○し”を先ず治さないと絶対に悪化(再発)します!!

が、これを治すのは非常に時間と意思が必要です。

なので、頼ってもらえたら何とかします!!

 

変形性股関節を持っていても関係ありません。

 

けやき整骨院へ相談して下さい。

 

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