坐骨神経痛の原因をちょっと変わった視点から考える
t1-keyaki坐骨神経痛。
その痛みは何とも言えない奥の方が疼くような痛みで、非常に堪えがたい・・・
痺れの感覚は不快感を与える。
そんな坐骨神経痛を「腰椎ヘルニア」とか「脊柱管狭窄症」とか「捻じれ」とかありきたりな症例以外の視点から考えてみましょう。
1. お尻の筋肉が疲れてカチカチになっている
座りっぱなしや立ちっぱなしが多いと、お尻の筋肉（特に「梨状筋（りじょうきん）」っていう筋肉）がガチガチに固まることがある。すると、その下を通る坐骨神経がギュッと押しつぶされて、足がしびれたり痛くなったりする。
→ 例えると…
ずっと握られたホースの中の水が流れにくくなるのと同じ。ホースを緩める（＝筋肉をほぐす）と、水（＝神経の流れ）がスムーズになる。
2. 内臓の疲れが神経に影響している
腸や腎臓が疲れてくると、身体は「なんとか守らなきゃ！」と防御態勢に入る。その結果、筋肉がこわばってしまい、坐骨神経の周りも硬くなる。特に、冷たいものをとりすぎたり、暴飲暴食をすると、お腹の中が冷えて筋肉の緊張を引き起こすこともある。
→ 例えると…
お腹を冷やしすぎると、背中がゾクゾクっと固くなるのと同じ。内臓と筋肉はつながってるから、腸を温めると腰やお尻の痛みが楽になることがある。
3. ストレスが神経をギュッと締めつける
ストレスを感じると、身体は「戦う準備」をするために緊張する。特に、自律神経が乱れると、血流が悪くなって筋肉がガチガチになり、坐骨神経の通り道が狭くなっちゃう。
→ 例えると…
ストレスがあると、ずっと歯を食いしばって肩がカチカチになるよね？ それと同じで、お尻や腰の筋肉も知らないうちに硬くなって、神経を圧迫してしまう。
まとめ：坐骨神経痛は「神経の圧迫」だけが原因じゃない！
- お尻の筋肉がカチカチ → ホースが握られて水が流れにくい
- 内臓が冷えてる・疲れてる → お腹を温めると楽になる
- ストレスで筋肉がガチガチ → 自律神経の乱れが影響
「なんで痛いの？」と考えるときは、「骨や神経」だけじゃなく、「筋肉・内臓・ストレス」もチェック！
