四十肩

四十肩でも五十肩でも、その呼び名はどうでもイイですが、いわゆる【肩を動かそうとすると肩が痛い・・・】と言う症状。

90°くらいまでは動いても、それ以上だと痛くて動かせない・・・

その原因は非常に難しく、様々な要因が関与しています・・・

 

病院や接骨院で電気治療が一般的ですが、これらで治る事はありません。

が、強く電気を充てる事である種の感覚マヒが起こるので動かしやすくなるのは事実です。

そこで治ったと思って動かし続けていると治る場合もあります(笑)

 

無茶苦茶です(笑)

 

肩の構造は、体幹に対し鎖骨が胸の前(胸骨)と繋がっているだけの宙ぶらりんの構造です。

なので、姿勢の崩れは鎖骨のポジションを狂わせ、胸鎖関節の狂いが生じ、肩を動かすメカニズムに狂いが生じます。

これが最もたる原因です。

なので、四十肩・五十肩の問題を肩の治療を行っても治りません。

 

また、肩の問題はその神経出口である頸部の問題があり、効き目や噛み癖、効く耳などによっても頸部(頭部)に捻じれが発生しますので頸部と体幹部とで捻じれが起こり、神経にストレッチがかかり神経伝達不良が起こる事で肩に症状が起こる場合もあります。

 

次いで、僕らはパソコン仕事、家事など手を使う場面において、手の甲を上にして、手のひらを下にして動かす傾向にあります。

また手首は背屈と言われる甲側へ曲がった状態をとります。

運動学用語で言えば、手部の回内・背屈がかかった状態で、その状態を続ける事で上腕骨も回内が入り、大胸筋は縮み、広背筋は縮み、前鋸筋は縮み、烏口腕筋は縮む状態が出来上がります。

 

分かりやすく説明します。

皆さん、肘を伸ばして下へ垂らし、腕を内側へ思いっきり捻じって下さい。

その状態のまま万歳してみて下さい。

 

肩にもの凄いストレスがかかるのが解ると思います。

 

毎日同じ事を繰り返し続ける事で、筋肉がその形状となった時、腕は動かそうとすると痛みを発生させる様になります。

 

腕の問題(手の問題)からも四十肩・五十肩になります。

 

 

その他、筋断裂、石灰沈着、内臓反射、脳機能の問題がありますので一概にこれが良いと言うモノはありません。

しかし、上記にあげた、姿勢の問題、頸から出る神経の問題、腕の問題であれば変わる可能性が高いです。

 

肩だけの治療では無く、全体を診て行きませんか?

 

けやき整骨院へご相談下さい。

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