呼吸②
師匠の記事よりシェア
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私たちの呼吸の話をする前に、植物の呼吸と光合成の仕組みを少しご紹介いたします。。
植物の身体は人間の身体と違って水を除けば最も炭水化物が多いと言われています。
炭水化物を構成している炭素は、酸素と触れ合うと燃えますね。
そして火が起こります。
ですから材木も草も乾燥するとよく燃えるんです。 この燃える現象は炭素と酸素の酸化現象で立派な化学的反応だそうです。
植物はどこからこの炭素を取り込んでいるのでしょうか?
これも植物の呼吸からなんです。 人間と異なり、植物は空気中から「二酸化炭素」を取り込みます。
この二酸化炭素(酸素と炭素)と水(酸素と水素)とを、光をエネルギーとして光合成をおこないます。 太陽の光を捕まえるんですから、植物はすごいですね。 光は波動です。 しかし・・・光子という粒子としての物質という側面もあります。
これを捕まえるわけですから…超高性能生命体ですね。
植物の細胞内部でこのようにして、最終的に・・・植物は酸素を空気中に排出して、空気から取り入れた炭素は、自身の身体をつくっていくための原料に回されます。
米や小麦や・・・果物が甘く、炭水化物である糖類が出来上がるのですから、私は不思議でしかたありません。 なにせ大元の原材料は、空気と水なんですから・・・化学に疎い私には訳が分かりません…
この一連の作業は、植物の呼吸にてそれぞれの細胞内部で行われているわけですから、すごいですね。 甘党の皆さん・・・酒好きの皆さん・・・植物は、このようなところでも私たちにひと時の楽しみを与えてくれているんですよ。
細胞内部で、酸素をつくりだし炭素を利用して炭水化物である糖質もつくりだす一連の作業で、ATP(アデノシン三リン酸)と言われているエネルギーが合成され・・・利用されて、甘い糖分をつくりだしているんです。
つまり・・・・植物は、呼吸にてATPのエネルギーをつくりだして、そのATPのエネルギーが、植物の細胞の活動エネルギーとなり、植物全体の生命活動が営まれるのです。
植物における呼吸は・・・身体をつくりだす大元の炭素をとりだして、細胞の活動エネルギーとなるATPをつくりだすために呼吸をしているようなものです。
もし・・・ATPがないと・・・・細胞の活動が出来ないのです。
人間の場合はどうでしょうか・・・・。
植物がつくりだした・・・この糖分が人間の呼吸に大きくかかわっています。 私たちの呼吸と糖分と何の関係が???・・・と、お思いかもしれませんが、次回3回目にご説明させていただきたいと思います。 次に続く・・・