パニック障害の回避
私もパニック障害を持っている身として、その恐怖は分かります。
治療をしていて、氣づかされる事が多々あり、発作が起こってしまった時の対処法をお伝えします。
正直、全員に当てはまるとは思いませんが、パニック障害を抱えておられる方は、是非、実践してみて下さい。
まず、パニック障害を持たれた方の身体的特徴は、全身のこわばり。
で、こわばりは、交感神経によって引き起こされる場合と副交感神経によって引き起こされる場合とがありますが、パニック障害の方はこのスイッチが狂ってます。
本来、副交感神経はリラックスなので、こわばる事がないですが、パニック障害を抱えて居られる方はリラックスモードなのにこわばってしまう。
リラックスモードの時にこわばりが起こると、休むと更に症状が悪化します。
人によっては自〇を考えるにまで至ります。
リラックスモードで”自〇”・・・
これを紐解くと、ある事が分かります。
本来、リラックスしているので症状は安定する筈ですが、パニック障害の方は休むと更に不安がデカくなります。
そうして身体の反応として『リラックスするな!』と信号が出るのですが、パニックを起こしているので間違えてドが過ぎる『リラックスするな!』信号を受け取り、自身を傷つけろ!と勘違いを起こし、自〇をはかります。
大きな間違いです!!
パニック発作が起こった時の状況がどんな状況なのか?を先ず理解しましょう。
興奮状態の時に起こっているのか?
買い物など、別段、興奮モードでは無い時、むしろリラックスしてる時に発作が起こってるのか?によって、対処法が異なり、前記の様に大体がリラックスしてる時に発作が起こる場合が多いので、そういう時は身体をリラックスさせてはいけません。
息が上がる様な事をさせた方がイイ。
例えば、ジャンプするとか、階段を上るとか。
息が切れるような事をした方が良いです。
つまり、身体が『リラックスするな!』と言ってる場合が多いので、そういう時は身体を興奮させる。です。
逆に、興奮し過ぎて発作が起こる場合は休まないといけませんが、興奮し過ぎての場合は自分でも分かると思いますが、興奮しておらず突然起こる発作は、副交感神経の脳の受け取り誤作動ですので、身体を興奮させないといけません。
息が切れるようなアクションを取ってみて下さい。
立って早歩きでもかまいません。
たぶん、立つだけでもスッと抜ける筈です。
多くの発作は、リラックスモードが引き金です。
リラックスモードに入った時に、引きずり込まれる様な感覚で発作が起こってくるのでは?と思います。
身体に痛みを与えるような刺激(〇〇〇カットなど)を突発的に行おうとか、飛び込もうとか、それは身体が『リラックスするな!』信号を発しているのですが、発作で正しく冷静に判断が出来ず、その様な事を考えてしまいます。
違います。
脳の誤作動です!!
立つ、早歩き、ジャンプ、もも上げ、踵の上げ下げ・・・なんでもイイです。やってみて下さい。
マッサージは効果的です。
マッサージによって誰かからの刺激が入る事で身体が安心すれば、心が安定します。
マッサージを受けましょう。
そうして、多くの人を頼りましょう!
電話でも直接会いに行くでも、何でも構いません。
関わってもらいましょう!!
大丈夫です!
一人ではありません!!
大勢の人があなたの事を必要としてくれてます。
怖がらずに、不安がらずに、沢山の人が傍に居る事を実感する。
これも大切な事です!!