バリスティックストレッチ
以前から投稿している様に、僕はストレッチ否定派です。
ですが、運動後のストレッチ、入浴後のストレッチ、ヨガなどは良いと思っています。
要は、筋温が高まっている状態であったり、全身運動で、且つ、それが長時間に渡るものであれば良いと思っています。
なので、運動不足解消の為であるとか、痛いからストレッチを行って解消するとか、ダイエット目的等のストレッチは推奨しません。
何故なら、身体を痛める結果となるから。
ラジオ体操的な瞬発系の全身運動(バリスティックストレッチ)であれば良いと考えています。
これは、筋膜を緩める作用があると考えるから。
では、何故、ストレッチを勧めないかと言うと、筋線維が緩まり過ぎると瞬発時の収縮能が低下し、筋線維が損傷したり、また、伸びやすい部位を生むから。
よくクライアントから聴くのが、「ぎっくり腰になった」と言う話の前段階で、ストレッチを習慣化していたと言う話をよく聞くから。
僕に限った話ではなく、意外と多くの療法家がストレッチを否定しています。
運動パフォーマンスが落ちる上に、怪我リスクが高まるから。
で、先にあげた瞬発系の体操(バリスティックストレッチ)であれば、運動前の筋線維に刺激が入る上に、筋膜の張り付きにタワミを作る事で筋線維滑走を円滑に行わせる事が可能になるのでは?と考えます。
運動不足解消であれば、全身運動としてラジオ体操的なバリスティックストレッチはお勧めします。
少し息が上がり、心拍があがる運動の方が良いと考えます。
加えて、足をしっかりと動かす。
ウォーキングも良いとされますが、僕も先日気づきましたが、意外と足指を使ってのウォーキングは出来てないものです。
歩く際には、しっかりと足指で地面をグリップし、足指で大地を蹴り出すような意識を持ってみて下さい。
足ポンプ(第二の心臓)作用がしっかり機能し、血液循環促進が期待できます。