システマ
毎週、サークル活動(武活)に参加している。
このサークル活動に参加する様になったのは、【メンター】が教えてくれたから。
メンターは言います。
『我々の脳で記憶出来る量は、たかだか160億しかない。が、人体には60兆の記憶媒体が存在している。
それが"身体”にある”細胞”である。
細胞は、太古の昔から《DNA》と言い記憶媒体を含み、生命誕生からの今日までの記憶が脈々と受け継がれている。
脳が出来たのは生命誕生から随分と後からで、その後から生まれた記憶媒体(脳)にいつしか操られた。
だから多くの人は頭で考えてから行動する。
行動出来ていれば、まだ”見えない世界を現実化”出来ているが、頭だけで考えて終える事が多い。
我々は≪一日に頭で考える事が6万回ある≫とされる。
それらが全て現実化していたら、この身はもたない。
それくらい頭だけで考えられ、その多くは現実化される事も無く消えていく。
これがもし、身体が先ならどうなのか?
頭で考えるよりも先に身体を動かす。
身体は脳よりも遥かに多くの記憶媒体を持っている。
その記憶媒体に聴けば、何でも応えてくれる。
身体に聴く。
その習慣を身に付けて行けば、《見えない世界》が分かって行く。』
そう言われて始めた。
メンターの話を聴いてから始めたので、そのトレーニングを始めてからその意味がよく分かる。
頭で考えるのはなく、身体で感じる。
それを繰り返して行く。
関節をキメられ、痛みで動けないでいると『そこから脱しろ!』と言われる。
痛いから、関節をキメられているから動けないのに”脱しろ”とはどういう事だ?!
次の瞬間、感じた世界が現実化する!
スルスルとその場から抜け出せる!!
殴られる。
殴られ続けると、痛みから姿勢が悪くなる。
『姿勢を正せ!』と言われる。
痛いから丸くなるのに、姿勢を正せなんて・・・そう思って姿勢を正していると相手のパンチが見えてくる。すると当たらなくなる!!
私たちは頭で考え行動するからワンテンポ遅れてしまう。
考えるのなんか後からでもいいのかもしれない。
先ずは行動してみる。
すると意外と簡単だったり、好評価だったり♪
武術を通して世界が分かる。
《見えない世界》をどうやって視覚化・体言化出来るのか?
その意味が分かって来るし、その世界を深く知れる。