クラニオセイクラムの必要性
子供の成長は目覚ましく、数か月会わなかっただけで「え?!こんなに大きくなったの?!」って事はよくありますね、
骨の成長と共に、当然ですが”中の成長”もあります。
中の成長とは、神経・血管・内臓・筋肉。
クラニオセイクラムとは、「クラニオ」=頭蓋骨、「セイクラム」=仙骨に対しアプローチをする方法ですが、ここにもう一つ重要な組織があります。
それが【背骨】です。
骨盤・背骨・頭蓋骨
これが何故、重要なのか?
それは、脳みそと脊髄(神経の束)が存在する場所だからです。
脳みそは皆さん、何をする場所か分かりますね?
脊髄とは、神経の束と書きましたが、神経ではありません。
神経とは枝であって、幹ではありません。
ここで言う”脊髄”は枝では無く、【幹】だと言う事をご理解下さい。
幹=本幹ですね。
脳と同じだけ重要だって事です。
先に話したように子供の成長は早いです。
何かしらの問題を抱えておられる方は、骨盤・背骨が【硬い】です。
とりわけ、頭蓋骨の硬さは脳みその圧迫を起こします。
つまり、脳みその誤作動を引き起こします。
世間的に、「頭が固い」ってどんなイメージがありますか?
・融通がきかない
・思い込みが激しい
・こだわりが強い・・・
でしょうか。
頭が固い=頭蓋骨が硬いです。
これはイコールです。
特に子供の成長時期、頭が硬いと体は成長しますが、脳が硬い頭蓋骨により成長出来ないと、”大人こども”になるって事です。
大人こどもとは、私の作った造語ですが、ようは身体は大人だけど心が子供と言う事です。
この状態は、当然、世間は受け入れてくれませんね。
・落ち着きがない
・言う事が出来ない
・思った事を発言してしまう
・空気が読めない・・・
頭蓋骨の硬さは、成長期の子供にとっては致命的な事だと考えます。
クラニオセイクラムで行うのは、骨盤の柔らかさ(お尻の弱さはダメです)、背骨の弾力性、加えて頭蓋の柔らかさは非常に重要だと考えています。
先に上げたように、何かしらの問題を抱えておられる方はこのエリアの硬さがほぼほぼあります。
その問題を解決していくと、ご自身が感じる事はもちろん!世間が気づきます(親・親族・先生など)
クラニオセイクラムを続けると、変化を皆が共有出来るようになると思います。
大人も当然ですが、子供の成長期には頭蓋の柔らかさはとても重要だと思っています。