アウエルバッハ神経叢

【アウエルバッハ神経叢(筋層間神経叢)】
内臓(消化管)の筋層(縦走筋・輪走筋)との間に存在する神経組織の事。
この神経が、消化管の蠕動運動(食べ物を送る動き)を調節しています。
この神経は、交感神経線維と副交感神経線維の両方を含みます。
腸管へのアプローチはそれほど圧は必要なく、優しい手技(圧)で十分で、内臓が硬い(お腹が固い)と言う事は、交感神経優位を意味し、内臓の働きが鈍っている事を教えてくれます。
また、お腹が固いと言う事は、腸脳相関の関係で、脳も休めていない(ずっと活動状態にある)事を教えてくれます。
脳が休めていない、つまり、脳は働き通しで電気をずっと発生させ、その電流は背骨(脊髄)に流れ続けているので背中は硬く、この硬さが動きを制限させる事で、結果、肩が痛い、頸が痛い、腰が痛い、疲れやすい、怠い、重い・・・などを引き起こし、更にはアレルギーや様々な疾患(病気)を生みます。
お腹のリラックスは、クラニオセイクラム(頭蓋仙骨療法)を行う上においても非常に重要で、ここをリラックスさせるだけでも脳脊髄液の循環は変化しやすくなります。
腸もみなどの手技もありますが、腸もみとは異なり、あくまでも施術は筋間神経叢に対してのアプローチとなるので圧的には物足りなさ感を感じるかもしれません。
しかし、とても気持ち良く安らげると思います。

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