ぎっくり腰と気圧②
前回、ぎっくり腰と気圧の関係を書きました。
その続き・・・
気圧が下がると大気の圧迫が無くなるので、膨張する。と書きました。
故に、人体の60%を占める水は膨張します。
つまり、細胞の中身の水(細胞質)も膨らみます。
細胞質が膨らむと、必然的に細胞壁も膨らむので細胞自体が大きくなります。
これが60兆個存在する全身の細胞全てで起こったとすると・・・
細胞が膨らむと、全身パンパンになったように見えます。
つまり、”むくみ”
このムクミと言うのが曲者で、細胞壁がパンパンになると裂けそうになるので痛みを感じやすくなります。(張り詰めるので)
加えて、人体の水の排泄問題。
人体は血液循環により老廃物を流し、腎臓で濾し、要らないものを外へ排泄させますが、全身がパンパンになると水の循環が停滞しますので、老廃物の排泄機能が低下し、痛みの物質も滞ります。
加えて、脳にも水があり(脳脊髄液)、この脳髄液も循環していますが、脳髄液の排泄機能にも問題が生じ始めますと、脳が水により圧迫を受け、正しい信号が送り出せなくなります。
こうした時に、普段、何気なく行っている動作であっても誤作動を引き起こします。
例えば・・・
テレビのリモコンを取ろうと手を伸ばす。
靴下を履こうとする。
クシャミをする。
顔を洗おうとする。
荷物を持ち上げようとする・・・
いつもと変わらない動作のはずが、脳が誤作動を起こし、0コンマ何秒か遅延して信号を発信すると、筋肉が上手く作動せず、ある種の痙攣を起こし、ぎっくり腰が発生するのです!(大槻メゾット)
ただ”むくみ”と捉えるのではなく、水の排泄・循環は人体にとってとても重要な事なのです。
気になる方は、けやき整骨院へお気軽にご相談下さい。