ぎっくり腰とヘルニア
ぎっくり腰には、レベルがあります。
そうですね、1~10段階に分けるとしましょう。
ちなみに、うちに来院出来るのはレベル8までです。
レベル8でも動くのがかなり辛いですので、9となると・・・
10はもう救急車です・・・
この1~10段階あるとすると、僕の経験上、レベル6以上はほぼヘルニアです。
(10の場合、内臓反射、例えば結石であったり、大動脈解離、癌の骨転移などがある場合があります)
レベル7で通院して約2週間。
レベル8だと一か月を有すると考えておいて下さい。
ちなみに、病院へ行っても直ぐに手術はありませんので、ブロック注射などの対応となると思います。が、猛烈に痛みは続きます。(効く人は直ぐに楽になる場合はありますが、レベル8以上は・・・)
ですが、ヘルニアでは手術はおススメしません。
入院費・リハビリ・休んだ時の給与減額・筋力弱化→復帰・痛みの継続・再発などのリスクを考えても、得策だとは思えません。
なので、けやきへ!!ではありません。
信頼しておられる治療家さんがおられれば、そちらを信頼して通院してみて下さい。
絶対にそちらの方が有益です。
ですが、全く病院へ行かない(行かせない)のは間違いです。
僕らも感覚的に変わった、悪くなったを判断していますので、画像や数値的なデータは病院でしか取れないので、そのデータは必要です。
なので、病院との併用は必ずして下さい。(その際は、保険は適応出来ませんがその分、しっかり治療は可能です)
ぎっくり腰にはヘルニアは含まれます。
別物ではありません。
レベルが低いからヘルニアではない。ではありません。
ヘルニアになっている可能性はあります。
しかし、ヘルニアとなっていても、痛みが全く無い人も大勢います。
と言う事は、ヘルニア=悪ではないと言う事です。
周りの組織が傷ついている・神経に触れている・筋肉が弱っている・筋肉に緊張がある・全身疲労がある・体が硬いなどの結果です。
なので、ヘルニアの手術やブロック注射をしても再発したり、痛みが無くならないのは、これらが継続的に続いている結果です。
そのことに気づきましょう。
もう一つ。
これも常づね言ってますが、足の崩れはぎっくり腰になります。
ここもしっかり注目してくださいね。