あし
あし
”脚”とも書くし、”足”とも書く。
解剖学では、”脚”とは太ももから下の部分全部を言い、”足”とは足首より下の部分を指す。
僕が患者さんにいつも言うのは、”足”
ここを疎かにしている方は95%くらいかな。
5%くらいの方は意識をされているけど、圧倒的大多数は”足”を無視している。
良い例が、外反母趾。
その他、偏平足・魚の目・タコ・・・
もっと言えば、足の指でグー(げんこつ)が出来ない。
あなたは出来る??
実際にグーをしてみて。
その時に指の第三関節(指の付け根の部分)の骨は出てる??
殆どの人が第一、第二関節は曲がっても、第三関節は曲がらない。
第三関節が曲がらないって事は、手で言うと握りこぶしが出来ない!って事で、当然、握力は無い。
足も同じ事が言え、第三関節が曲がらない人は足の指の筋力が弱っている。
ここで注目なのは、足の指の筋肉。
足の指の筋肉はスネから付いている。
指の筋力が無くなれば、スネの部分の筋力も弱くなる。
足の指を動かす筋肉は、足首を安定させる為にも一役買っている。
足の指でゲンコツが出来ない人は足首も弱い・・・
足首がグラグラ・・・
考えて下さい。
東京スカイツリーの土台。
グラグラだったら、上のフロアーはどうなる??
人の身体の土台=足
この部分がグラグラだと、当然、上(膝・股関節・腰・肩・首など)は影響を受けると思いませんか??
足裏の問題を無視してはいけません。